当サイトには広告が含まれます。

最初にいくら借りれる?平均融資金額と希望借入額別のポイント

2018年8月17日

プロミスとアコムで借りたお金

CMでおなじみのプロミスで50万円、アコムで30万円借りました。
この金額を希望した理由は、50万円までは収入証明書の提出が不要だからです。

最初にカードローンでお金を借りるときは「いくら借りれるんだろう?」と不安に思いながら審査に臨みましたが、その経験を踏まえて「金額」に関してポイントをまとめていきます。

初回の平均借入金額は16万円

プロミスとアコムの担当者に直接聞いたところ、初回の平均借入額は共に16万円程度でした。

プロミスの担当者アコムの担当者
(担当者の名刺です)

次に日本貸金業協会が公表している総務省統計局「人口推計」ー平成29年11月報ーでは、1契約あたりの平均利用金額は46.3万円というデータが出ています。

日本貸金業協会とは
貸金業界の自主規制機能を担うことを目的とした、内閣総理大臣の認可法人です。
カードローンは登録済みの貸金業者が貸金業法に基づいて提供されています。

(参考)データの公表ページ

46.3万円は1契約あたりの平均利用額なので、初回を含めた合計金額となります。

プロミスとアコムのデータに基づくと、最初に16万円程度借りてその後増額をして最終的に1人あたりひとつのカードローンで46万円程度借りていることになります。

そのため「とにかく借りたい」という方は、この手順がオススメです。

ポイント

  1. 初回は希望金額を16万円程度(または以下)にする
  2. 返済をしながら増額をして、金額を増やしていく

初回平均額は「最初に最も多くの人が借りている金額帯」であり、借りたい人が最初に狙うべき金額帯ともいえます。

総量規制で借入は年収の1/3まで

貸金業法に基づいた貸金業者が提供するカードローンには「総量規制」という決まりごとがあります。

個人の借入総額は原則として、年収の3分の1までに制限されます。
例えば年収が300万円の方は、借入は100万円までとなります。

(参考)金融庁の貸金業法Q&A

よって最初は自分の年収と照らし合わせて、希望金額を決める必要があります。

初回希望金額は低い方が借りやすい

貸金業者はカードローンを通じてお金を貸すことが仕事であり、金利手数料が利益になります。

貸した後に利用者が返済を遅延したり、返せなくなる貸し倒れはリスク(利益の損失)になり、加えて融資(貸出)金額が大きくなるほどこのリスクも増えます。

平均年収を300万円とした場合、総量規制では年収の1/3である100万円まで借りることができますが、実際はプロミスやアコムのように初回平均金額は16万円程度に抑えられていることはリスクヘッジの表れです。

このような貸す側の事情を踏まえると、この対策は借りる上で有効です。

注意

  • 初回希望金額は欲張らない(低い方が貸しやすい)
  • 一度借りたら返済遅延や貸し倒れは起こさない

貸す側は仕事であるということは「きちんと返す人はに是非貸したい」とも言えるので、貸したい人になる意識を持つことは大切だと思います。

50万円以下は収入証明書の提出なし

総量規制と貸す側の事情から利用者の収入は審査要素のひとつになるので、この方は収入証明書の提出が必要になります。

  1. 利用限度額(実際に借りる金額)が50万円を超える方
  2. 今までの借入合計金額が100万円を超える方

冒頭にも書いたように私が50万円以下で借りている理由は収入証明書の提出が面倒だったからで、手間と審査項目がひとつ増えるのはマイナスだと判断しました。

「絶対に50万円より大きな金額で借りたい!」という方以外は、まずは50万円以下で希望を出す方が良いと思います。

15万円以下は審査に通りやすい

プロミスとアコムのような大手貸金業者の初回平均金額が16万円なので、15万円までが一番借りやすい金額帯です。

過去に返済遅延や貸し倒れなどのトラブルがない限り審査は問題ないと思いますので、5万円、10万円、15万円など区切りの良い金額で気軽に申し込んでみてください。

16万円〜50万円は収入証明書の提出不要

20万円、30万円、40万円から50万円ですとプロミスとアコムの初回平均金額を超えていますが、収入証明書の提出は不要なので貸す側もまだ友好的な金額帯です。

年収を申し込み内容の金額で信じる代わりに、会社に属しているかどうか職場への電話確認はありますので、電話確認にきちんと対応することが大切です。

50万円より大きな金額は2つのカードローンに分ける

収入証明書の提出が必要なので、返済遅延や貸し倒れを防ぐために貸す側も本気で審査に臨みます。

収入証明書を提出できる方は特に問題ないですが例えば60万円借りたい場合、1つのカードローンで50万円借りるよりも3つのカードローンで20万円ずつ借りる方が希望金額に近づきます。

1つのカードローンであれば審査に落ちたらそこでおしまいですが、3つであれば仮に1つダメでも2つで40万円は借りられる可能性が残っているからです。

希望金額が低くなることで借入に繋がり、カードローンの分散による審査落ちのリスクヘッジが可能です。

まとめ

カードローンの「金額」に関するポイントをまとめます。

  • 初回の平均借入金額は16万円(プロミスとアコム)
  • 1契約あたりの平均利用金額は46.3万円(最初は少額で借りて増額する人が多い)
  • 50万円以下であれば収入証明書の提出は不要

希望額を狙いつつ、お金を貸したいと思える「きちんと返済する人」と認めてもらえる意識を持って審査に臨むことで、希望の借入に繋がると思います。

© 2023 カードローンの実体験【マネロー】